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レリック加工は音にどう影響するのか?


レリック加工でサウンドはこう変化する

ヴィンテージギターによくある乾燥や使用による塗装の剥がれやひび割れ、打ち身などを再現する、いわゆるエイジング加工する事事によってサウンドにはどう影響が出るのでしょうか?

ココでデジマートで実験しているものがあるので簡単にご紹介しましょう。

塗装を剥がすとサウンドはどうなるのか?

デジマートでの実験ではストラトの塗装を完全に剥がしているので、極端な例とはなりますが、塗装と音の関係性を知る事が出来ます。

 

 

この動画では先ほども書いたように完全に塗装をすべて剥がしています。

本来レリック加工したボディは表面的に一部分塗装にレリック加工を施すことが多いので、実際のレリックボディとは違いますが、塗装とサウンドの関係を知る事が出来る実験だと思います。

 

結果

この実験で分かった事は、塗装を完全に剥がすと音が弱くなり、それこそ古い枯れた感じの音になるという事が分かりました。

逆に塗装があると、音がハッキリして張りのあるサウンドであることが分かります。

つまり塗装とサウンドは関係があることが分かりました。

 

しかし、実際レリック加工のボディは全て塗装が剥がれている事はありません。表面的に擦れていたり、ウェザーチェックが入っている程度です。この程度のレリック加工でそこまでのサウンドの違いを感じる事はないと思われます。

また、同じギターをレリック加工したものと、してない物を比較したとしても木材でできている以上個体差はあるので完全に比較する事は難しいですが、通常のヴィンテージを意識したレリック加工でそこまでサウンドに影響があるという事は、やはり考えにくいかと思います。

実際にネット上の意見としても、レリック加工、もしくはリアルに塗装が剥がれたギターでも耳で分かる程のサウンドの違いを感じないという意見が多かったです。

それよりもレリック加工は新品にはない風合いがあり、またレリック加工のネックと組み合わせる事で使い込まれた感じが演奏のしやすさを生むなどメリットがあるという意見もあるので、そういった部分を楽しんだ方が良いかと思います。

つまり、サウンドは特に気にするほどではないという事です。

まとめ

ボディの塗装はギターを湿度などから守ったり、デザイン的な要素だけでなく、振動などの関係でサウンドにも多少なり影響がある事が分かりました。

しかし、レリック加工程度の塗装の剥がれやウェザーチェックでそこまでサウンドの違いを感じないという意見が多かったように思われます。

レリック加工だからといって、そこまでサウンドを気にすることはなさそうです。

レリック加工はシンプルにデザインを楽しめばいいのではないでしょうか。